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皮膚科にて女医と看護師に

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それは、長年放置していた太ももの裏のしつこい湿疹が、いよいよ我慢できないほど痒くなったときのことだった。


​僕は30代半ばの、いわゆる「モテない男」。恋愛経験は乏しく、女性と一対一で話すだけで緊張して汗をかいてしまうような、冴えない会社員だ。

病院、それもデリケートな部位を見せる可能性のある皮膚科なんて、僕にとっては拷問部屋に行くようなものだった。しかし、背に腹は代えられない。


​平日の夕方、駅前の新しくて綺麗な皮膚科のドアを叩いた。

院内は清潔感に溢れ、受付や看護師は全員、白衣やスクラブをビシッと着こなした若い女性ばかり。その洗練された空間に、ヨレたシャツを着た自分が紛れ込んでいるだけで、すでに場違いな羞恥心が込み上げていた。


​「〇〇さん、3番の診察室へどうぞ」

​名前を呼ばれ、重い足取りで診察室に入る。そこにいたのは、いかにも仕事のできそうな、知的で美しい20代後半ほどの女性医師だった。


​「今日はどうされましたか?」


「あ、あの……太も本の付け根のあたりが、その、ひどく痒くて……」


​彼女のまっすぐな視線に気圧されながら、僕は消え入るような声で答えた。


​「分かりました。では、ベッドに横になって、ズボンと下着を膝のあたりまで下ろしてくださいね」


​先生はカルテに目を向けたまま、事務的に、そして冷徹なまでに淡々と言った。
その瞬間、僕の心臓は跳ね上がった。嘘だろ、本当にここで脱ぐのか。


​カーテンで仕切られたベッドに上がり、言われた通りにズボンと下着をまとめて引き下ろす。カーテンの向こうから、カサカサと医療用手袋をはめる乾いた音が聞こえ、僕の緊張はピークに達した。


​「失礼しますね」


​カーテンが開け放たれ、先生と、いつの間にか補助に入っていた若い女性看護師の二人がベッドを覗き込んできた。


​眩しい診察灯の下、僕は下半身を完全に晒した状態で、うつ伏せに横たわっている。一方の彼女たちは、清潔な白衣とナース服に身を包み、髪をきっちりとまとめた「完璧に防備された」状態だ。


​「あー、結構赤くなってますね。いつ頃からですか?」


​先生の声と同時に、ゴム手袋のひんやりとした感触が、僕の無防備な太ももの裏に触れた。ビクッと体が跳ねる。彼女は躊躇なく、僕の情けない、締まりのないお尻の肉をぐっと押し開き、患部を観察し始めた。


​「……1ヶ月ほど前からです」


​消え入るような声で答える僕の耳元に、手袋が擦れ合う「キュ、キュ」という生々しい音が響く。

先生の指先が、湿疹の境界線をなぞるようにじっくりと這い、時折、爪の先がツンとデリケートな皮膚を突いた。


​そのすぐ横では、若い看護師が冷徹な視線を僕の剥き出しの臀部へと注ぎ、カルテをクリップボードに挟むカチカチという機械的な音を立てている。綺麗な女性二人に、最も醜く恥ずかしい部分を至至近距離で凝視され、品定めされている。


​服を着た彼女たちの圧倒的な支配感と、下着さえ奪われてただ肉体を差し出すしかない自分の無力さ。

その強烈な非対称性に、脳の奥が痺れるような濃厚な快感が一気に駆け上がり、うつ伏せの僕のペニスが、診察ベッドのシーツに押し付けられるようにして、じわじわと硬くなっていくのが分かった。


​「ちょっとここ、触ると痛みますか?」


​先生の指先が、さらに付け根の際どい部分へと滑り込み、ぐっと圧をかけてきた。シーツに擦れるペニスの刺激と、手袋越しの冷たい愛撫のような感触のせいで、僕のペニスは完全に、そして容赦なく猛り狂ってしまった。

太く熱くなったモノが、うつ伏せの僕の身体を押し上げ、ベッドの隙間から完全に逃げ場を失って反り立っている。


​「――あら」


​その時、僕の横でカルテを書いていた看護師の手が、ピタリと止まった。

彼女の視線が、僕の臀部の下、ベッドのシーツを大きく押し上げている「異変」に注がれる。

「先生、ちょっとここ……腫れというか、その……」


看護師の声に、微かな笑いを含んだ困惑が混じる。


​「本当ね」


先生の手の動きも止まった。彼女は驚く風でもなく、ただ哀れな検体を観察するような冷ややかな目で、僕の足の間から完全に主張してしまっているペニスの輪郭を見つめた。


​「……あの、これは、その……」


パニックになり、言い訳をしようとするが、声がまともに裏返る。
見つかった。このプロフェッショナルな医療の現場で、服を着た綺麗な女性二人に、自分の情けない勃起を完全に目撃され、見つめられている。脳裏を焼き尽くすような熱い羞恥が突き抜けた。


​「ふふ、大丈夫ですよ。皮膚への刺激で血流が良くなっちゃったのね」


看護師が口元を隠し、クスクスと小さく忍び笑いをもらした。軽蔑というより、完全に「哀れな観察対象」として僕の醜態を面白がっている笑いだ。


​「そうね、若いから過敏なのかもしろないわ。でも、これじゃお薬が塗りにくいから……少し落ち着くまで待ちましょうか」


先生が僕の熱り立つモノを至近距離でじっと見つめながら、呆れたような、しかし圧倒的な優位に立つ大人の余裕でそう告げた。


​衣服という鎧をすべて剥がされ、男としてのプライドごと、彼女たちの視線に蹂躙されていく。プロの医療従事者と、その前で勝手に興奮して性器をのけぞらせている変態男。

その絶対的な支配感と無力感の虜になり、僕はベッドのシーツを爪が割れんばかりに掻きむしった。顔はカッと熱くなり、どろりとした汗が全身から吹き出す。


​「よし、じゃあこのままお薬を塗っちゃいますね。少し冷たいですよ」


​先生は僕のそんな極限の興奮をすべて見透かした様子で、あえて猛り狂うモノの根元に近い部分へ、冷たい軟膏を容赦なく塗り込んでいく。

その指先が触れるたび、僕の身体はビクビクと情けなく跳ね上がった。


​「はい、終わりです。お疲れ様でした」


​パチンと手袋を外す音が響き、ようやくカーテンが閉められた。彼女たちの足音が遠ざかる。


​僕は荒い息を吐きながら、震える手で急いで下着とズボンを引き上げた。布切れ一枚の「鎧」の有り難みを噛み締めながら、急いで着衣する。

会計を済ませて病院を出ると、夜風が火照った顔に心地よかった。


​手渡された薬の袋を見つめながら、僕は自分が、あの冷徹な白衣の女性たちに完全に下半身を目撃され、支配され、なす術もなく興奮させられていた数分間の、あの狂おしいほどの快感を早くも激しく欲していることに気づき、自己嫌悪と抑えきれない興奮の狭間で、夜の街を悶々としながら歩き続けた。

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