スポンサーリンク

↑CFNM好きに刺さりそうな作品を集めました!

脱毛サロンの研修モデルを弟に頼んだら

スポンサーリンク

大手脱毛サロンの営業終了後の薄暗いフロアに、パチパチと機械の作動音だけが響いていた。

「……じゃあ、今日が研修の最終日ね。美奈ちゃん、紗季ちゃん、ここまでの工程は完璧。最後は一番デリケートな部位、VIOの照射にいくから。しっかり集中してね」

チーフエステティシャンである涼香(すずか・26歳)は、いつにない真剣な表情で二人の新人に告げた。

美奈と紗季は、まだ二十歳そこそこの初々しいスタッフだ。二人は緊張した面持ちで「はい!」と声を揃えた。

研修を始めるにあたり、クリアしなければならない最大の難関があった。それは「練習用のモデル」の確保だ。本来なら専門のモニターを雇うのだが、急なキャンセルが出てしまい、困り果てた涼香が泣きついた相手――それが、8歳年下の実の弟、航平(こうへい・18歳)だった。

「本当に俺でいいの?っていうか、これ、男が受けていいやつ?」

ベッドの上に施術着のガウン一枚で座り、心細そうにしている航平に、涼香はフッと笑いかけた。

「うち、メンズ脱毛もやってるから問題ないって。それに、私の頼みでしょ? これあげるから、ほら」

涼香がポケットから、このサロンで配られている「施術用の使い捨て紙Tバック」を取り出す。それはあまりにも面積が小さく、布というよりは紐に近い代物だった。

「……これを穿けと?」

「そう。じゃあ着替えてベッドに仰向けになって、タオル掛けて待ってて。すぐ新人たち連れてくるから」

観念した航平は、顔を真っ赤にしながらガウンを脱ぎ、生まれて初めての紙Tバックを身につけた。ベッドに横たわり、胸から下にタオルを掛けられたものの、心臓のバクバクという音が自分でも聞こえるほど緊張していた。

やがて、涼香が美奈と紗季を連れて施術室に入ってきた。

「お待たせ。航平、じゃあ始めるからね。二人はこっち側に来て」

航平の視界を遮るように、涼香は彼の目に専用の遮光ゴーグルを装着した。これで航平からは周囲の様子が見えなくなる。しかしその分、聴覚と触覚が異常なほど研ぎ澄まされていく。

「まず、照射前の冷やしと、シェービングの残りがないかのチェックからね。美奈ちゃんからやってみて」

「はいっ……! 失礼します……」

美奈の緊張した、少し震える声が聞こえた。

次の瞬間、航平の腰に掛けられていたタオルが、慣れた手つきで太もものあたりまで捲り上げられた。下半身を包むのは、心もとない紙一枚。そこに、冷たい風が吹き抜ける。

(うわ、マジか……本当に見られてる……)

航平は全身の筋肉を硬直させた。美奈の小さな、少し冷たい指先が、航平の太ももの付け根、いわゆる「Vライン」の肌に触れた。デリケートな部位のすぐそばを、若い女性の手が優しく撫でていく。

「……毛量、毛質ともに、照射の反応は良さそうです。あ、あの……少し、肌が敏感になっているみたいですが……」

美奈の声が耳元で聞こえる。その吐息が、航平の剥き出しの太ももにかかったような気がして、航平の背中にゾクゾクとした快感が走った。

「そうね、ちょっと緊張してるのかも。じゃあ紗季ちゃん、次はIラインの確認。皮膚をしっかり引っ張って、照射面が平らになるようにして」

「はい、失礼します……!」

今度は紗季の手が伸びてきた。

紗季の手は美奈よりも少し温かく、柔らかかった。彼女は真剣そのものの様子で、航平の「その部分」のすぐ脇の皮膚に触れ、ぐっと横に引っ張った。

(おいおいおい、待て待て待て……!)

遮光ゴーグルの奥で、航平は必死に目を剥いた。

自分の姉と、二人の若い女性。合計三人の女性が、自分の股間を至近距離で凝視し、大真面目に議論しているのだ。しかも、触れられている。これまでに経験したことのない異常なシチュエーションに、航平の脳内は完全にパニックを起こしていた。

理性が「これは医療行為に準ずる研修だ」とブレーキをかけようとするが、男としての本能がそれを遥かに上回る。美奈と紗季の、衣服が擦れる微かな音、香水の甘い匂い、そしてデリケートな部分に容赦なく触れてくる指先。

ドクドクと、血流が一点に集中していくのを航平は自覚した。

どんなに抑え込もうとしても、生理的な現象は止められない。紙Tバックの、わずかな布地が、内側からの圧力でじわじわと押し上げられていく。

「……あれ?」

最初に気づいたのは、Iラインを触っていた紗季だった。彼女の手が、ピタリと止まる。

「チーフ、あの……その……」

「どうしたの? あ、照射の角度はね――」

指導のためにベッドに近づいた涼香が、言葉を失った。

タオルの隙間から覗く、航平の紙Tバック。それは、明らかに不自然なほど大きなテントを張っていた。布地が限界まで引っ張られ、今にも破れそうなほどに自己主張をしている。

室内に、一瞬の痛烈な沈黙が流れた。

航平はゴーグルの下で、完全に絶望していた。血の気が引くのと同時に、羞恥心で体が燃えるように熱い。

(終わった……。姉貴の前で、しかも知らない女性二人の前で、俺はなんてことを……!)

美奈と紗季は、顔を真っ赤にして視線を泳がせている。プロの卵とはいえ、まだ二十歳そこそこの若い女性だ。目の前で若い男が「興奮している」という生々しい現実に、どう対応していいか分からず、完全にフリーズしてしまっていた。

しかし、そこはチーフエステティシャンの涼香だった。

彼女は一瞬だけ呆れたようにため息をついたが、すぐにプロの、そして「姉」の顔に戻った。

「美奈ちゃん、紗季ちゃん。これ、いい経験だから覚えておいて」

涼香の声は、驚くほど冷静だった。

「メンズ脱毛では、こういうことは『よくある生理現象』なの。お客様も決して悪気があるわけじゃないし、恥ずかしいと思ってる。だから、私たちエステティシャンが動揺して、お客様に恥をかかせるのが一番ダメなこと」

美奈と紗季が、ハッとしたように涼香を見た。

「私たちはプロ。どれだけ相手の体が反応していても、何事もないように、淡々と、丁寧に施術を続けるの。分かった?」

「は、はい……!」

「勉強になります……!」

二人の声に、先ほどまでの困惑は消え、プロとしての覚悟が宿り始めていた。

だが、ベッドの上の航平にとっては、その冷静な講義こそが最大の処刑だった。

(姉貴、頼むからもうやめてくれ……! 頼むから普通に怒ってくれ、それか笑い飛ばしてくれ!)

涼香は航平のそんな心の叫びを知ってか知らずか、彼の太ももをポンと叩いた。

「じゃあ、気を取り直して照射にいくよ。航平、ちょっと冷たいジェル塗るからね」

涼香の手によって、ひんやりとしたジェルがVラインに塗布される。その冷たさで一瞬、熱が引くかと思ったが、その後に続く美奈と紗季の「徹底的にプロに徹しようとする、ぎこちない手つき」が、逆に航平の興奮をさらに煽ることになった。

「機械、当てます。痛かったら言ってくださいね」

美奈が、興奮して硬くなっているすぐそばの肌に、丁寧に照射口を当てていく。パチッという軽い刺激と熱が走るたびに、航平の体はビクッと跳ねた。

「次は私が代わります。しっかりお肌を押さえますね」

今度は紗季が、その膨らみを避けるようにして、しかし確実にその根元に近い部分に触れてくる。彼女たちの真剣な眼差しと、自分に向けられている圧倒的な「女の視線」の熱量が、航平の限界をとうに超えさせていた。

結局、施術が終わるまでの約二十分間、航平の「興奮」が収まることはついになかった。

「はい、お疲れ様でした。綺麗に終わったよ。航平、着替えていいからね」

涼香の声でゴーグルが外されたとき、航平は眩しさに目を細めながら、一目散にガウンを羽織ってベッドから飛び起きた。

美奈と紗季は、すでに次の片付けを始めていたが、航平がすれ違いざまに「あ、ありがとうございました……」と蚊の鳴くような声で言うと、二人は顔を赤らめながら、

「ありがとうございました! とても、勉強になりました!」

と、深々と頭を下げた。その「勉強になった」という言葉の響きが、航平の胸に深く突き刺さる。

着替えを終え、サロンの裏口で待っていると、仕事を終えた涼香がバッグを肩にかけて出てきた。

「お疲れ、航平。はい、これ約束のギャラと、今日の分の脱毛代はタダにしといてあげたから」

缶コーヒーを渡され、航平はガシガシと頭を掻いた。

「……姉貴、マジで最悪だよ。俺、もう二度とあの店行けないからな」

恨めしそうに言う航平を見て、涼香はついに我慢できなくなったように、声を上げて笑った。

「あははは! 何言ってんのよ、美奈ちゃんも紗季ちゃんも『弟さん、スタイル良くて緊張しました』って言ってたよ? あんたのおかげで、あの子たち立派なエステティシャンになれそう。お姉ちゃん、感謝してるんだから」

「からかうなよ……」

夕方の新宿の街を歩きながら、航平は缶コーヒーの冷たさで、いまだに火照っている顔を冷まそうとした。しかし、耳の奥に残る二人の新人の初々しい声と、あの紙Tバック越しに伝わってきた女性たちの手の感触は、当分の間、彼の脳裏から離れそうになかった。

コメント

タイトルとURLをコピーしました